暮らしのアップデートむらっ家子育て後半から、自分の時間も、家族の時間も。
はじめての3記事 1 / 3 倉庫リノベーションの実録

家族の工場を、
みんなが集まる場所に。

親戚みんなで、ご飯を食べる。友達が泊まりに来る。
普段の住まいとは別に、家族や友人と過ごせる場所をつくりました。
そのはじまりは、工場だった一つの建物です。

リノベーション後の建物。夜の灯りに照らされるリビングと遊びのスペース

01普段の家とは別に、
みんなを迎える場所。

この倉庫は、普段暮らしている家とは別に使っています。人が来たときにくつろいだり、習い事をしたり、友達が泊まりに来たり。家族や友人と、少し非日常の時間を楽しめる場所です。

もともと家族が工場として使っていた建物を、みんなが集まれる空間にリノベーションしました。見た目の好みだけでなく、使い方や費用も考えながら、つくるものと見送るものを決めていきました。

リノベ前の外観。
リノベ後の外観。撮影位置は異なります。

02工場から倉庫、
子どもたちの遊び場へ。

この建物では、家族がアルミダイカストの工場を営んでいました。工場をやめた後は、倉庫として使っていた場所です。

使い方が変わったのは、コロナ禍でした。子どもたちが思うように遊びに行けなくなり、倉庫に大型のトランポリンを置き、ボルダリングをつくって、床にマットを敷きました。近所の子や友達からも「遊びに行きたい」と言われる遊び場になりました。

このトランポリンを置いていた場所が、今の1階リビングです。

コロナ禍が落ち着き、次はこの場所をどう使おうかと考えたときに、みんなが集まれる場所にしようと思いました。そこから、本格的なリノベーションが始まりました。

遊び場だった頃のボルダリングも、再利用して今も残しています。

今も残しているボルダリング。

03完成までの、途中の姿。

解体中の様子や、石膏ボードを貼る前、建物前のコンクリート作業の写真も残しています。仕上がる前の空間をたどる、工事中の記録です。

解体中。鉄骨の骨格が見える、工事途中の姿。
石膏ボードを貼る前。仕上げで隠れる壁の内側も記録しています。

解体・下地・コンクリート作業の記録を見る →

041階は、鉄骨を見せた
カフェのような空間。

1階で目指したのは、カフェのような雰囲気です。重量鉄骨の骨格を生かし、柱や梁を見せながら、スタイリッシュでモダンな空間にしたいと思っていました。

参考にしたのは、スターバックスのお店です。実際に足を運んで色を確認し、壁や柱の色、天井のつくり方などを参考にしました。柱はグレーにし、キッチンの上には木目の吊り天井を設けています。

カフェの雰囲気を参考にした、色と吊り天井。

1階のもともとの天井は、塗装して使っています。照明にはライティングレールを使いました。倉庫ならではの高さや骨格を見せながら、食事やおしゃべりを楽しめる場所にしています。

今の1階。ソファの奥に、ダイニングとキッチンが続きます。

052階には、遊ぶ場所と
ホテルのような部屋。

2階には鏡を貼り、ダンス部屋のように子どもたちが遊べる空間をつくりました。

その中に箱のような閉じた空間を設け、寝室やシャワールームを配置しています。箱の中はホテルのような雰囲気にしたくて、周りの空間とはテイストを変えました。

2階の開けた空間は、子どもたちが遊べる場所に。
箱の中は、ホテルのような落ち着いた雰囲気に。

2階の寝室と洗面を詳しく見る →

06エレベーターの場所を、
新しい使い方に。

階段には、昔のエレベーターがあったスペースを利用しています。

さらに上へ続く階段を上がると、3階には展望台があります。もともと機械室のような場所だったスペースを活用したもので、そこからは周りの街並みを眺められます。

建物にすでにあった場所を、今の使い方に合わせて変えていきました。

上へ続く階段の先に、街並みを眺める展望スペースがあります。

07費用と広さを考えて、
中2階は見送った。

倉庫は天井が高いので、その空間に何か面白い場所をつくれないかと考え、中2階を設ける案もありました。用途が先に決まっていたというより、遊び心から考えた案です。

ただ、費用がかかることに加え、中2階へ上がるための階段が必要になります。その分、使えるスペースが減ってしまうことも気になりました。

金額と場所の使い方の両方を考えて、中2階は見送ることにしました。

構想パース・採用しなかった案中2階と、そこへ上がる階段を検討したときのパース。完成した空間とは異なります。

現在の3階の展望スペースは、もともとあった上部空間を活用したものです。この中2階の構想とは別になります。

3枚の構想パースと、空間の使い分けを見る →

08予算と一緒に、
工事の中身を考える。

家族や友人が集まれる場所にするために、何をつくり、何を残すか。費用だけでなく、使い方や広さも見ながら計画を選んできました。

解体・外装・内装・設備など、見積に含まれていた工事の範囲と、当時の選択を別の記事にまとめています。

予算と工事の考え方を読む

09親戚みんなで、
食卓を囲めるように。

私たちは親戚が多いのですが、この場所では倉庫の広さを使って、みんなで集まってご飯を食べられます。そういう時間を過ごせることが、リノベーションしてよかったと思うところです。

実用的な面では、人を招きやすくなりました。普段の住まいとは別なので、生活用品が散らかりにくいということもあります。

それに加えて、物は極力置かず、散らかした後はすぐに片付けるようにしています。誰かが来たときに、気軽に入ってもらえる状態を保つようにしています。

普段の住まいとは別の、みんなを迎える場所。