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倉庫リノベの記録

倉庫リノベの予算と工事。
残したもの、見送ったもの

倉庫をリノベーションするときに考えた、工事の範囲と予算の優先順位。もとの鉄骨や天井を残したこと、中2階を見送った理由をまとめます。

鉄骨を見せた天井とグレーを基調とした完成後のリビング

01どんな場所にしたいかと、予算を一緒に考える。

家族や友人が集まってご飯を食べる。子どもたちが遊ぶ。友達が泊まりに来る。この倉庫で実現したかったのは、普段の住まいとは別に、みんなを迎えられる場所でした。

重量鉄骨の骨格を見せたカフェのような1階と、子どもたちが遊ぶ空間やホテルのような寝室がある2階。つくりたい空間を思い描きながら、工事費や、使える広さも考えて計画を選んでいきました。

ここでは、2023年4月の見積書と家族への取材をもとに、工事の範囲と当時の選択をまとめています。具体的な見積金額は公開していません。

02見積には、どんな工事が含まれていたか。

キッチンや照明など、完成写真で目に入るもののほかにも、解体や給排水などの工事がありました。見積書にある17項目を、内容が分かるようにまとめると次のようになります。

  • 工事の準備と解体:仮設工事、解体工事。
  • 床や部屋の形をつくる工事:土間工事、木工事の2項目、鉄骨工事、建具工事。
  • 建物の外側と窓:外装工事、サッシ工事。
  • 室内の仕上げと照明:内装工事、家具工事、照明器具。
  • 電気・水まわり・空調:電気工事、給排水工事、衛生器具、空調工事。
  • 諸経費:各工事とは別に、見積書で一つの項目として計上されています。

この見積でいう「家具工事」は、鏡とその取り付けのことです。ソファやテーブル、ベッドをそろえる費用を指しているわけではありません。また、キッチン・シャワーブース・洗面・トイレは「衛生器具」の項目に含まれています。

同じ「家具」「設備」という言葉でも、何が含まれるかまで見ると、工事の範囲が分かりやすくなります。完成写真に写っているものが、すべてこの見積に含まれているわけではありません。

工事項目とその範囲は、2023年4月5日付「工事全体」御見積書の明細集計表、家具工事・衛生器具の明細をもとに整理しています。

03見積の範囲をそろえて読む。

手元には「工事全体」の見積書と、「第1期・御契約時」の見積書があります。対象となる工事が重なっているため、二つの見積を足して総額とすることはしていません。この記事は、工事全体の資料を基準にしています。

全体と第1期では一部の計上内容にも違いがあり、その差額を第2期の確定費用として扱うこともしていません。資料を見比べるときは、金額とともに、日付と工事の範囲を確かめる必要があります。

記録のもとにしているのは、あくまで当時の見積です。最終的な支払額や、施主支給品・家具・家電の購入費まで含めた総支出を示す記事ではありません。

04残した鉄骨と天井。見送った中2階。

倉庫ならではの重量鉄骨は、隠さずに見せることにしました。1階のもともとの天井も、塗装して使っています。元の建物の高さや骨格を生かしながら、集まって過ごせる空間にしたかったからです。

一方で、高い天井を使って新しく中2階をつくる案は見送りました。面白い場所にしたいという遊び心から考えた案でしたが、工事費がかかることに加え、上がるための階段が使える床のスペースを減らすことも気になりました。

使い方と費用の両方を考えて、残すもの、つくるもの、見送るものを決めています。工事費に加えて、完成後にどれだけ広く使えるかも、計画を選ぶ理由になりました。

採用しなかった中2階の構想を見る →

05もう少し知りたいことがあれば。

工事の進め方や費用の考え方など、今回のリノベーションについて詳しく知りたいことがあれば、お問い合わせ窓口からお送りください。家族の体験として、お伝えできる範囲でお返事します。

リノベーションについて問い合わせる →

この記事の記録について

2023年4月5日付「工事全体」御見積書・第008号(明細集計表、家具工事・衛生器具の明細)。工事の項目と対象範囲の確認に使用しています。

同日付「第1期・御契約時」御見積書・第008号。工事全体との対象範囲の比較に使用しています。

施主への取材:集まる場所にしたかったこと、中2階を見送った理由、既存の鉄骨・天井の活用。

見積の具体額と原本は掲載していません。記録は当時の計画に基づき、最終支払総額を示すものではありません。

記事更新:2026-10-30

この記事はここまでです。

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